知育玩具グリムス社のレインボーアーチの正直レビュー。遊び方17選!
知育玩具好きの間では有名なグリムス社のレインボーアーチ。
インテリアとしてもお洒落で可愛くて気になりますよね。
でも、少し高いので購入は少し迷うという方も多いのではないでしょうか。
今回はそのレインボーアーチの正直レビューと遊び方です!
グリムス社とは?
1978年に創立されたドイツの玩具メーカー。
ドイツの南部シュトゥットガルトに近くのホーホドルフという小さな町に工場があり、その工場ですべての玩具が手作りで制作されています。
- 玩具は子どもを忙しくするだけのものではなく成長を助けるもの
- 玩具で子どもの想像力を育み子どもの可能性を広げる
- 質の高い玩具で子どもの芸術的・社会的な感性を磨く
グリムス社の玩具は木製のオープンエンドトイがメイン。
オープンエンドトイは自由な発想で遊び方に決まりのない玩具のことで、グリムス社の玩具はいかに子どもたちの想像力を掻き立てるかを意識して作られています。
木製の玩具はサステイナブルな(持続可能な)森から伐採された木材を使用していて、環境問題にも考慮されています。
グリムス社の玩具の多くは、木材を加工して塗料で色づけされていますが、塗料も欧米の安全基準(EN 71とCPSIA/ASTM 963)を満たした安全な水性塗料を使用しています。
公式:https://www.grimms.eu/en/about-us/what-we-believe-in/
レインボーアーチとは?
虹の形をした積み木。
写真映えすることからSNSで人気になっていますが、知育玩具としてもかなり優秀。
オープンエンドトイと言われていて、遊び方が自由な玩具です。
積み木として遊んでもよし、トンネルや様々なものに見立てて遊んでもよし!
十人十色な遊び方ができる玩具で、子ども達の想像力を刺激します。
サイズ
3サイズありますが、よくSNSに登場するレインボーアーチは特大の一番大きなサイズです。
金額も特大は1万円を超える高価なものですが、遊び方も豊富で長く遊べるので特大がおすすめです。
我が家には特大と小があり、小は見立て遊びによく登場しますが、小さすぎるので遊びが限られてるかなという印象です。
特大 | 35 x 7 x 16.5 cm; 1.76 kg 12色 |
大 | 35 x 7 x 16.5 cm; 1.76 kg 6色 |
小 | 10 x 3.5 x 5 cm; 80 g 6色 |
色の種類
新たにネオンシリーズも登場しています。
レインボーアーチが一番基本の配色ですが、お好みでパステルやほかの配色もいいなと思います。
実は私も…子どもたちが少し多くなって遊びの幅が広がったら別の色を買い足してもいいかもと思っています。
新作のネオンシリーズはこちら↓
日本では未発売ですが素敵ですね
遊び方17選
オープンエンドトイなので遊び方は無限大。
子どもそれぞれに遊び方があります。
息子と娘の遊び方から17個の遊び方をご紹介。
積み木として
縦に積む
一番基本的な遊び方の一つ。
アーチを縦に積み上げていきます。2歳児でもできました!
特大のアーチだと身長95㎝ほどの幼児の目の高さぐらいになります。
バランス感覚が養える遊び方です。
交差して積む
逆向きに積む
虹を逆さまにして積んでみる。
2つに分けて1つおきに積んでいき、最後に2つのアーチを積みます。
思っているより揺れて難しかったです。
ねじって積む
横向きにした一番大きいアーチの上に、順番に積んでいきます。
少しずつねじって積まないと横向きには積めませんでした。
我が家の2歳児には難しく、母である私が積みました。
自転車にする
アーチを組み合わせて自転車を作ってみる。
後ろに引っ掛けた青色の2つのアーチで全体のバランスをとっています。
完成すると子どもたちは崩れないようにまたがって遊んでいました。
クマにする
アーチを組み合わせてクマの上半身から顔を作ってみる。
顔が落ちないようにバランスを取りながら耳を置くのに苦労しました。
子どもたちは隙間に手を入れてみたり、覗いてみたりして楽しそうでした。
アーチで想像力が鍛えられますね。
トンネルとして
電車のおもちゃと組み合わせて
木製の線路との相性は抜群。
トンネルとして使用すると素敵な世界観を生み出してくれます。
トンネルの上に人形を置いて橋にしたりと、子どもの遊び方は無限大です。
ミニカーと組み合わせて遊ぶ
もちろん、ミニカーと組み合わせてトンネルのようにすることもありますが、息子のお気に入りは、駐車場にすること。
アーチの下にたくさんのミニカーを並べて遊んでいます。
綺麗に並べられるととても嬉しそうです。
ボールを転がしてみる
円にしてみる
ボールを転がす一番簡単な方法です。
ぐるぐると円にアーチを置いてボールが転がる道を作ります。
外側から内側に転がしていけば、最後は真ん中にボールが落ちるようになっています。
くねくねのレールにしてみる
サイズを1つ飛ばしでくねくねとレールを作ります。
最後は残っているアーチで受け皿のようにすれば、ボールがどこまでも転がっていくのを避けられますよ!
壁を使ってみる
壁にもたれかけさせてアーチを並べます。
(浮かせてこのように並べるのは難しくてできませんでした…)
そして、上からボールを転がします。
コンコンと優しい音を立てながら転がっていきますよ。
フィギアや人形と合わせて見立て遊び
動物園
木製の動物の積み木と組み合わせて動物園ごっこ。
おままごとの果物などももってきて、餌をあげたりして遊んでいます。
動物の身体の大きさに合わせて檻のサイズも合わせていて、大きさの違いも理解するのにいいのかなと思いました。
人形のベッド
アーチの中にぬいぐるみや人形を寝かせてベットに。
ゆらゆら揺らして遊んでいました。
中に入って遊ぶ
イモムシになってみる
こちらの写真はぬいぐるみですが、子どもが入ってこのような映え写真も撮れます。
少しでも動くとアーチがずれてしまうので、慎重に入ったり出たりしていて、狭い空間に身体を入れていくので、空間認知能力も鍛えられている印象でした。
虹を描いてみる
グリムス社のレインボーアーチで遊ぶ子は、虹の配色を教えなくても自然と虹を描けるようになるといわれています。
実際に我が家の2歳の息子も色の付いたものを並べるとき(5~10色ぐらいある玩具)は自然と虹の配色のように暖色から寒色へのグラデーションができています。
レインボーアーチを見ながら虹を描いてみると色の識別力が鍛えられていきます。
色合わせ
同じ色のものを集めて遊んでみると色の違いが分かってきます。
この写真では同じグリムス社の木製の人形を使っていますが、子どもたちとミニカーやクレヨンなど様々ものを同じ色で分けて、「何色かな?」と質問すると色の違いを認識できるようになっていきました。
一番大きいサイズは12色もあるので、微妙な色の違いもわかり面白いと思います。
ドミノ遊び
上の写真のように少しずらして積んでいき、下の写真のように2番目に小さいアーチを押すとパタパタと内側に倒れて、元のレインボーアーチに戻ります。
2歳児にはこのように積むのは難しかったのですが、再度の倒すところは面白かったようで、気に入って何度もドミノ遊びをしています。
正直レビュー
間違いなく、買ってよかったと思っています!
息子が2歳直前に購入したのですが、渡したときは反応が薄すぎてあまり気に入らなかったのかと感じました。
でも、遊び方を見せていくうちに気に入り、自分でも遊んでくれるようになりました。
今では、毎日引っ張りだしてきて遊んでいて、日に日に遊び方のバリエーションも増えてきているので、レインボーアーチで遊ぶことで想像力も鍛えられていると思います。
これから、ほかのパーツも追加購入して遊ばせてあげたいぐらいです。
デメリットは?
個人的にはかなり優秀な玩具なのでデメリットに感じていることはないのですが、強いて言うならこの3つです。
- 値段が高い
- 木目模様が気になる場合がある
- 木製なので硬く幼児が遊ぶときは少し危ない
値段が高い
遊び方が万能な特大サイズは1万円越えで高価な玩具です。
正直、積み木に1万は高いと感じる方も多いと思います。
積み木って幼い子どもが遊ぶイメージの玩具ですよね…
どのくらい遊ぶのかを考えると少し高いかもしれませんが、買ってみて思ったことは、大人が遊んでも楽しいので、思っている以上に長く遊べるという印象です。
小学生になっても家族で少し難易度の高い積み方をしたり、ほかの板や箱などと組み合わせてピタゴラスイッチのような遊びもできるかと思います。
個人的にはこれから色んな遊び方をして、子ども達と思い出を作っていくのが楽しみです。
木目の模様が気になる
各販売場所でも注意書きにありますが、グリムス社の玩具は自然の木を使用して作っているので、木目がそのままになっています。
木目があるから捨てるではなく、木目も自然の一部と捉えている会社なので、モノによっては大きく木目の黒い部分が出ているものがあるそうです。
我が家のレインボーアーチにも写真のように木目がありました。
汚れが…と捉える方も少なくないと思いますが、自然が生み出した模様なので受け入れてアートのように感じられればいいと思います。
木製なので硬く幼児が遊ぶときは少し危ない
木製の玩具は手触りも香りも柔らかいと思いまうすが、まだまだ乱暴にものを扱う幼い子どもには少し硬いと思います。
実際にうちの子たちもアーチを振り回したり、落としたりして危ないと感じました。
公式HPを見ても、対象年齢は1歳からとなっているので、問題はないです。
しかし、どの玩具でもいえることですが、子どもが幼いうちは遊んでいる間目を離せないと思います。
あとがき
グリムス愛は伝わったでしょうか?笑
グリムス社の玩具はSNSでたまたま見かけて購入したのですが、グリムス社について調べていくとますます子どもたちのために購入してあげたくなる玩具でした。
これから少しずつ買い足していきたいなと思っていますが、ほかにもグリムス社のおすすめしたい玩具があるので、是非ほかの記事もチェックしてください!
では、あんにょん♪