日韓ハーフのパスポートってどうなるの?申請手続きについて解説
子どもたちのパスポート申請はどうだったっけ?
日本と韓国どちらにも申請が必要だったよね・・・
そうそう・・・
手続きが多くて時間がかかったよ・・・
私たちは2人の子どもがいますが、2人は二重国籍のためパスポートが日本と韓国で必要です。
日韓往来の際にはビザ等は不要で、日本は日本人として、韓国は韓国人として出入国できます。
日本在住の日韓ハーフのパスポート申請についてまとめたので参考にしてください。
記事の最後に準備物をまとめているので参考にしてね!
パスポート申請の流れ
パスポート写真を準備する(日韓同じものが使えます)
↓
日本側で必要な書類を準備する
↓
日本側でパスポート申請
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日本パスポートの受け取り
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韓国側で必要書類を準備する
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韓国領事館でパスポート申請
↓
韓国領事館から郵送でパスポートが送られてくる
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完了!
日本在住でのパスポート申請の場合の注意点は下記の3つです。
注意点
1,韓国領事館でのパスポート申請には日本パスポートが必要なため、2か国同時進行での申請はできない(時間がかかるので、1か月半~2か月は余裕を見て!)
2,韓国領事館で申請できるのは韓国国籍の親のみ
3,韓国側でのパスポート写真の審査が厳しい
子どものパスポート写真について
うちは上が1歳4か月と下が2か月の時に準備したよね!
パスポート写真は、乳幼児の場合座れなかったり、動き回ったりとスタジオで撮影が難しかったよね!
韓国領事館では持っていった写真で受け付けてもらえるか
ヒヤヒヤしたよね・・・
子ども用のパスポート写真は、カメラのキタムラやコンビニにマホ等で撮影した写真を持ち込みパスポート規格の写真に印刷ができます。
おとなしく座ってくれる子は、カメラのキタムラ撮影サービスなどでプロに撮ってもらうのが一番いいかと思いますが、難しそうな場合は自宅で撮影がいいかと思います。
日韓のパスポート写真の規格のまとめはこちらです。
※ポイントを抜粋していますので必ずご自身でも外務省ホームページなどでご確認ください
日本の規定 | 韓国の規定 |
・3.5cm x 4.5cm ・背景(影を含む)がないもの ・輪郭が露出しているもの ・目の周辺に関する規定を満たすもの 100171389.pdf (mofa.go.jp) | ・3.5cm x 4.5cm ・背景は白 ・輪郭、耳が露出しているもの ※領事館で無料で撮影してもらえますが、東京の領事館はフォトブースのみだったので、乳幼児の場合は事前に準備したほうがいいと思います。 パスポート用写真の案内 상세보기|旅券業務 案內駐大阪大韓民国総領事館 (mofa.go.kr) |
撮影の注意点はこちら
- 自然光がしっかり入る部屋や照明が明るい部屋で撮影。(自宅撮影では影にならないように撮影するのが一番難しかったです。)
- 背景は白。(韓国は背景は”白”と指定があります)座れない乳児の場合は白い無地のシーツ、幼児の場合は白い無地の壁紙(壁紙は意外と模様が出てしまうので、模造紙を貼ってもいいと思います!)を準備
- 色付きの服を着せる(背景と同色の服装はNG!)
撮影は2人体制で行うことをお勧めします。
1人は撮影、もう1人は子どもが前を向くように誘導します。
準備ができたら、連写で撮ります。
(1枚1枚撮っているとなかなか規定を満たせませんよ!)
撮影時に注意するポイントは、子どもの視線、影の有無、両耳が見えるかです。
サイズ感は印刷時に調整できるので、あまり気にしなくて問題ないです。
写真を選別して、印刷しますがおすすめの選択肢は2つです。↓
カメラのキタムラ |
データ持ち込みの焼き回しになりますので、1枚550円でサイズを調整して刷してもらえます。価格表|証明写真の撮影・写真プリントはカメラのキタムラ (kitamura-print.com) |
コンビニ(ファミマ・ローソン) |
ご自身でサイズ調整を行い630円で4枚印刷できます。パスポート申請写真がスマホとコンビニで今すぐ作れます (freedpe.com) |
子どものパスポート写真は何よりも、規格通りに撮れているかが重要!
余談ですが、私はパスポート用に撮影した写真で子どもたちのマイナンバーカードも申請しました!
準備するもの一覧
韓国側で申請する際にも日本の書類が必要になります。部数に注意して準備してください。
日本の役所で準備するもの
・申請用紙
日本でのパスポート申請は住民票のある都道府県での申請が必要。
パスポートの申請用紙は区役所でも入手できますが、オンラインでの作成可能。
手書きで書類を記入した場合、訂正ができないので、オンラインでフォーマットをダウンロードして作成するのがおすすめ。
TOP | パスポート申請書ダウンロード | 外務省 (mofa.go.jp)
・戸籍謄本 2部
日本と韓国どちらの申請にも必要なため2部です。兄弟で申請する場合は共有して申請できました。
・住民票 1部
韓国側の申請の際に必要でした。
韓国領事館で準備するもの
・申請用紙
領事館のホームページにてダウンロードし手書きで準備が必要です。
【旅券申請書類ご案内】 상세보기|旅券駐横浜大韓民国総領事館 (mofa.go.kr)
・家族関係証明書
ハスポート申請の際に領事館にて入手可能です。
その他準備するもの
・写真
両国で使える規格の写真を準備しましょう。
・レターパックプラス
パスポートの受け取りに必要なため、受領が必要なレターパックを準備しましょう。兄弟で申請する場合は1通で問題ないです。
日本側のパスポート申請の際の注意点
必要書類を持ってパスポートセンターで申請しますが、乳児であっても本人がいないと申請できないので、必ず連れていきましょう。
韓国側のパスポート申請の注意点
韓国領事館で申請する際にも乳児であっても本人が行く必要があります。
また、韓国国籍の親のみが申請できるので、私たちのように子どもたちの父親が韓国人の場合は夫が申請に行く必要があります。
(代理人に依頼する際は準備書類も変わってくるのでご自身でご確認ください)
領事館で申請したパスポートは本国で作成され手元に届けられるため、簡単に修正できません。
そのため、持ち込みの写真の審査は厳しめでした。
必ず規格に合ったものを準備しましょう。
また、本国から日本へ国際便でパスポートは送られて来るので1か月ぐらいかかります。
急ぎで受け取りたい場合は追加料金を支払えばお急ぎ便で届くので申請の際に申し出てください。
各国への提出物まとめ
日本側への申請に必要なもの
・申請書 1通
・写真 1枚
・戸籍謄本 1通
・子どもの身分証明書 ※2点必要なものもあるので注意
・親の身分証明書
韓国側への申請に必要なもの
・申請書 1通
・写真 1枚
・日本の戸籍謄本(3か月以内に発行されたもの) 1通
・日本の住民票(3か月以内に発行されたもの) 1通
・レターパックプラス 1通
・親のパスポートと在留カード
以上が一般的に必要なものになります。何か特別な事情があれば準備物は変わってくると思うのでご自身でもご確認ください。