韓国語教育どうする?教育方針でもめた話~私の優しいOppa~Vol.4
あんにょんはせよ~♪
9月に入ったと思えばもう中旬。時の流れは速いですね…。
今月末のチュソクが話題にでたり、街中でちらほらハロウィンの飾りを見たり、残暑ですが秋を少しずつ感じるようになってきましたね。
さて、今回は子どもの教育方針についてです。
実は、最近子どもの言語の教育方針で悩んでいました…
私も夫も子ども達には日韓バイリンガル、あわよくば英語も合わせてトリリンガルになって欲しなんて思っています。
でも、夫と教育方針が分かれてしまい、言語教育が上手くいかなくなってしまいました。
上の子はまだ2歳。教育方針だなんて大袈裟だと思う方もいると思いますが、子ども達は日々成長しています。
夫婦で同じ方向性を向いていないと言語教育は難しいかと思っています。
しかし!夫と私の間で差が生じてしまい、その結果、息子が韓国語を嫌だと言い出してしまいました…
どうしてそんなことが起こったかというと…
夫が子供たちに韓国語で話しかけるのをやめてしまったから。
もともと韓国語で話しかけるのに抵抗があり、ほとんど韓国語で話しかけていなかったのに、全く話しかけなくなったので、韓国語でのコミュニケーションがほぼゼロになってしまいました。
なぜ夫が韓国語を使うのをやめたかというと、息子の言語発達がゆっくりだったから。
息子は2022年の11月から保育園に通い始め、1月で2歳になりました。
でも、春になってもなかなか言葉が出ず、ゴールデンウイーク前には言葉が出ないことで、保育園で思い通りにいかないと手が出るように。
保育園の先生からも言葉が出ていないので、言いたいことが言えず手が出るのかもと言われてしまい夫婦でショックを受けました…
元々、私は息子が生まれた時から、夫に子ども達には韓国語で話して欲しい。と伝えていたのですが、夫は、*ダブル・リミテッドを心配していたので、そこまでする必要はあるのか?と疑問を持っているようで、言語教育の取り組み具合に差が。
そこに、息子の言語発達の遅れが加わり、夫は韓国語で話すのはよくない!と思ってしまい韓国語で話すのをやめてしまいました。
私は夫が子どもたちに韓国語で話かけるのをやめてしまいモヤモヤ…
ただでさえ韓国語に触れる機会が少ないのにどうしようと思うようになりました。
このままではいけないと思い、積極的に韓国語のアニメを見せたり、韓国語の絵本を読んだり、私も韓国語を使うように意識し始めました。
すると…息子に「OOくんは韓国語できない!」と。
まだ2歳…。でも、このままでは韓国語がスムーズに習得できなくなると焦った私は、バイリンガル教育について詳しく調べてみることに。
そこで、*ダブル・リミテッドになる原因は認知能力が育つ時期に多言語環境に置いてしまい、認知能力が育まれずに起こることを知りました。
早速夫にそのことを説明…。
普段、根拠のないことはなかなか受け入れてくれない夫も納得したようで、韓国語で話すようになりました。
(実は夫が韓国語で話さないなら、韓国語教育はあきらめて英語教育に専念すると脅しもしました)
まだ、日が経っていないので大きな変化は見れませんが「韓国語できない!」は聞かなくなり、韓国語でフラッシュカードをすると興味を持ちリピートしてくれるようになりました。
私たちの子育てはまだまだこれから…
子育てに正解はないですよね。
夫婦で教育方針に差が出てしまうことは、これからたくさんあるかと思いますが、その都度しっかり話し合いをして、子ども達にとって良い選択ができるといいなと思います。
*ダブル・リミテッド
複数の言語を習得していても、いずれの言語も熟練度がその年齢における母語としての話し手のレベルに達していない人のこと。思考力や理解力に影響を及ぼすことが問題。
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