韓国絵本「星をつるよる」寝る前におすすめ。優しい気持ちになれる絵本。
韓国絵本も日本語に翻訳され、日本でも人気があるのはご存じでしょうか。
日本の絵本とは絵のタッチが違ったり、ストーリーも独特であったりと一度は手に取って欲しいものです。
韓国では子どもだけでなく大人も絵本を読む機会が増えているようで子ども向け絵本とは違った視点から見るのも面白いかと思います。
今回は2023年4月に日本で出版された「星をつるよる」をご紹介します。
「星のつるよる」ってどんな絵本?
タイトル:日本語 星をつるよる、 韓国語 별 낚시
著者:キム・サングン
内容は眠れない夜にお月さまに向かって「あそぼう」と叫ぶと不思議なことに星のついた糸が下りてきます。
その星につかまると月まで遊びに行けるのです。そこに夜に眠れなかった友達が次々と集まってきます。
夢の世界なのか。。。現実なのか。。。
不思議なお話です。
言葉が柔らかく優しいストーリーで寝かしつけの前に子どもたちと読むのにおすすめです。
著者のキム・サングンさんは韓国で注目されている若手絵本作家の一人。
前作「もぐらくんのねがいごと」はアメリカの独立系書店が選ぶTOP10に選ばれるなど、国内外で評価されています。
おすすめな理由3つ
- 絵のタッチが優しく美しい
- 言葉の響きが優しく寝かしつけにお勧め
- 不思議なストーリーが子ども達の想像力を刺激する
絵のタッチが優しく美しい
星がメインの絵本ですが、その星がとても綺麗に描かれています。
紺色の夜空にレモン色の星が描かれていて、仕掛けがされているわけではないのに星が輝いて見えます。
子ども達も「キラキラだ~!」と喜びながら絵を見ていました。
言葉の響きが優しく寝かしつけにお勧め
文字数はそこまで多くない絵本ですが、1つ1つの言葉の響きが優しく、寝かしつけ前に読むのに持ってこな絵本です。
不思議なストーリーが子ども達の想像力を刺激する
眠れない子ども達の真夜中の不思議なお話です。
子どもの頃って月や星って不思議な存在ではないでしょうか。
眠れない子どもが月に向かって「あそぼう」と叫ぶところからお話が始まります。
実際にはありえないような設定ですが、子ども達がワクワクするお話になっています。
同じ著者の絵本はあるの?
「星をつるよる」以外には「もぐらくんのねがいごと」が日本語に翻訳されています。
韓国だけでなくアメリカでも評価されている絵本で、こちらも優しい気持ちになれる絵本です。
あとがき
子ども達が気に入ったのはもちろんですが、私自身も絵の美しさと可愛らしいストーリーで気に入っています。
子ども達の寝かしつけのとき読み聞かせをしていると、こちらまで優しい穏やかな気持ちになれます。
最後は子ども達をギュっと抱きしめてから眠りたい気持ちになります。
とても美しい本なので、是非一度手に取ってみてください!
では、あんにょん♪