オレンジと赤どっちが辛い?コチュカル(唐辛子粉)の違いと選び方。
唐辛子粉には色に違いがあるのはご存じですか?
家で韓国料理を作ってみたい!
でも、どんな唐辛子粉を買えばいいのかわからない…
韓国では唐辛子粉の引き具合が嫁姑問題に発展するほどのものだそうです。
今回は唐辛子粉の違いについてまとめます。
- コチュカルとは?
- オレンジと赤はどっちが辛い
- 唐辛子の種の効果
- あらびきと細かい唐辛子粉用途の違いはなに?
コチュカルとは?
唐辛子粉のこと。
韓国料理には欠かせない調味料の一つです。
乾燥させて唐辛子を粉末状にしたものです。
コチュジャンやキムチ、チゲなど韓国料理を作るのになくてはならない調味料で、韓国では引き具合や種の有無、唐辛子の違いなど様々な違いがあります。
作り方に地域差があるってほんと?
唐辛子粉の引き具合は各家庭によって異なるようですが、地域差もあるようです。
細かさにも違いがありますが、種の有無は地域差があります。
韓国の北の地域では種を抜いた赤みの強いものを好む傾向があり、
南の地域では種を入れた白みがかった(オレンジっぽい)ものを好む傾向があります。
また、若い方の家庭では、種を入れない赤みの強いコチュカルを好む傾向があり、その理由は料理の色味が綺麗に仕上がりになるからです。
オレンジと赤どっちが辛い?
種の有無で味も変わるとのこと。
種の入ったオレンジっぽい唐辛子粉のほうが、種のない赤みが強いものより辛みが強いとのこと。
辛さの調整には、辛みの強い品種の唐辛子を混ぜて調整することが一般的ですが、種の有無でも辛さに違いが出ます。
真っ赤な唐辛子粉→柔らかいからさ
オレンジっぽい唐辛子粉→ピリッと辛さが強い
唐辛子の種の効果
近年の研究で、唐辛子の種には唐辛子の100倍の抗ガン作用があることがわかってきました。
また、唐辛子の種には、硫酸化作用、コレステロール低下、老化防止、皮膚保護、消火作用、疲労回復、骨強化、精神安定効果、痛みの緩和、血液循環など様々な効果が期待できるとされています。
健康志向の方は、唐辛子の種を入れる人も多いようで、色味を気にする方は、全体の半分だけ種を入れたり調整するようです。
また、種に様々な効果が期待できるので、残った種だけを料理に使うこともあるようです。
韓国語の記事ですが、こちらの記事を参考にしています↓
あらびきと細かいコチュカルの違いは?
唐辛子粉には粉末の細かさがあり、あらびきと細引きがあります。
では、用途の違いを見ていきましょう。
あらびき | キムチ・ナムル・様々な料理の味付け用 |
細引き | コチュジャン・スープ類 |
また、味付け用のあらびきにも細かさがあり、南の地方や田舎では荒いあらびきにし、北の地方や都会では細かめのあらびきにする違いもあります。
どれか1つ買ってみたいのであれば、味付け用の細かめのあらびきが一番使いやすいです。
あとがき
種の有無で味や効果が違うのはおもしろいですね !
我が家でも色々と試してみていますが、コチュカルは奥が深い調味料のようです。
また、何か発見したら紹介します!
では、あんにょん♪